オリジナル合唱ピース 同声編113︎
同声合唱とピアノのための きつねうどんをたべるとき
作詞:山本純子 作曲:西下航平
¥660
(本体¥600+税)
商品コード:
26733
西下航平 Kohei Nishishita
1992年宮城県生まれ、石川県育ち。東京音楽大学大学院作曲指揮専修修士課程修了。これまで作曲を池辺晋一郎、西村朗、原田敬子、ピアノを山口泉恵、菅井千春、声楽を水野賢司、中村昭一、指揮を野口芳久、ヴィオラを升谷直嗣、薩摩琵琶を田中之雄、ジャズアドリブ奏法をリック・オーヴァトンの各氏に師事。各社から多種多様な作編曲作品の楽譜・CDが出版されている。2021年2月には自身初のオペラ作品「歌劇 幕臣・渋沢平九郎」が初演され好評を博し、NHKなど各種メディアにも取り上げられた。ズーラシアンブラス、風の音ミュージックパブリッシング契
約作編曲家。
http://www.compose-kohei-nishishita.com/
── 詩に寄せて
詩人の山本純子さんとは、以前付曲させていただいたときからご縁があり、今回の「きつねうどんをたべるとき」も、山本さんから送っていただいた詩集の表題詩です。山本さんの言葉は、何かこう、懐かしい感覚を取り戻させてくれる世界を織っています。大人になった私たちが忘れかけていた、でも脳みその引き出しの奥のほうにちょこんとありそうな、そんな世界。その中で強烈にひかれたのが、この「きつねうどんをたべるとき」です。“きつねうどん”という言葉から、一気に広がる空想世界。きつねとたぬきのばけくらべのお話と、“はにはさまる”ねぎの現実感との対比が、何とも言えない心地よさで
す。あとは、個人的にきつねうどんが好き、というのもこの詩にひかれた原因かもしれません。